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アプリ個人開発 まるブログ

アプリ開発覚え書き

爆速アプリ開発者を目指していたらKindle出版していた話

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はじめに(本のリンクはこちら)

こんにちは〜! まる です!

突然ですが!この度!!Kindle出版しました!!!(突然すぎる)

ドドーン!!!


もっと早く教えてほしかった!Unity C#入門

内容としては、Unityでスクリプトを使えるようになる本です。
調子にのって500ページくらい書いてしまいました。

今回は、この本を出した経緯とKindle出版する中で得た気付きを書いてみたいと思います。
もしかしたら、あなたもKindle出版したいと思うようになるかも!?

アプリ開発収益向上における大きな壁

私は現在、会社員をしながらアプリ開発をしたりしているわけですが、
将来的にはクリエイター業で生きていきたいと考えています。

思い切って専業でやってやる!と時折思ったりもしますが、
クリエイター業はいきなり収入が途絶えることが普通にありえる世界。
そのため、月50万円くらい稼げる実力がないとしんどいのではと考えています。

今の新規アプリ開発スタイルは、UIを考え、
スクリプトをアプリに合わせていちから作っていくスタイルをとっている状況です。
そのため、あらゆるところに時間がかかり、
早くてもリリースまで2ヶ月、3ヶ月と かなり時間がかかっています。

そして、リリースしたからといって確実に売れるわけでもない。
むしろ出してみないとわからない。

このような状況の中、
これまでと同じやり方をしていても一生会社員だなと悟った私は考えました。
稼げるアプリの型を作り、ゲーム性だけ差し替えて高速リリースするべきだと。

(勘の良い開発者の方なら2作目、3作目で水平展開されていますね。汗)

2週間に1個のペースでリリースできれば、多少外したとしてもダメージは最小限です。
うん。いける。
ただ問題なのが、稼げるアプリの型を作ること!

これは難しい、何が難しいってプログラムの抽象化をうまくやっておかないと
水平展開したときに専用の処理を用意する時間が必要になってくるからです。

なんとなくの理解でプログラムを組んでいるような実力では到底実現できない領域です。
私は、コードがぐちゃぐちゃでも目標の動きを強行で実現するという
残念なコーディングスタイルでしたので、
一回り二回り成長する必要があることを強く感じていました。

最終的には設計を学ばなければいけないのですが、
それ以前の問題で、C#やUnityのスクリプトに対して
基礎が固まっていないのを感じていたため
改めて基礎から勉強することにしました。

やばい、すぐ忘れる → そうだ、本にしよう

いざ本などで基礎勉強を始めると、
あーこれはそういうことだったのか。とすごく学びになりました。

例えばif文、
これまで、条件が正しかったら処理されると考えていたのですが、
これは間違っていて、if文にはbool型の入力がされ、処理の実行が判定されています。
trueだったら処理する、falseだったら処理しないという具合です。
将来的には、bool型を返す関数をif文に入力したりするため、
これが頭に入っていないと将来的につまづくことになるんですよね。

とまぁいろいろインプットしていくわけですが、
残念なことに記憶力がなさすぎてすぐ忘れちゃうという状況に。

頭の中でこんなイメージかな、とその場は理解しても数日後には忘れてしまう。
記憶力が全くないのはもうしょうがないので、何かに残すことを考えました。

残す媒体は、ブログでもよかったのですが、
以下の理由からAmazonのサービスを使用して、
紙の本を出版することにしました。

・ブログで参照記事が入り乱れるのが嫌。
・自分が書いた記事を本として使いたい!
・本の印税というアプリ収益とはまた別の収入源がほしい!
Kindle出版の世界を体験してみたい!
Amazonが印刷、発送までやってくれるので無在庫&放置で本の出版ができる。

Amazonで紙の本を印刷・発送してくれるサービスは、
2021年10月から開始ということで
まだ一年くらいしか経っていない新しめのサービスのようです。

とりあえず電子書籍Kindle版だけリリース

電子書籍版は改訂ができますが、紙の本となると改訂ができないため
とりあえず、電子書籍版だけリリースすることにしました。

2022年8月12日に本作ります宣言して
Kindle版をリリースできたのが2022年12月24日でしたので、
制作期間は約4ヶ月半でした。
(新作アプリが1本作れちゃいますね。)

しばらく大きな問題がないか様子を見て紙の本もリリースしたいと思います。
(早く現実世界に具現化したい!)

ちなみに内容としては以下のような項目について書いています。
(詳細項目は約150項目ほどです。)

第1章 基礎知識
1.簡単なプログラムの実行
2.変数を使用した計算
3.条件分岐
4.繰り返し処理
5.配列
6.関数(メソッド)

第2章 覚えておきたい基礎知識
1.C#
2.Unity GameObject編
3.Unity コンポーネント
4.Unity 既存コンポーネント操作編
5.Unity イベント関数編
6.Unity その他

第3章 オブジェクト指向
1.クラス
2.カプセル化・継承
3.ポリモーフィズム

第4章 ステップアップ
1.デリゲート
2.ラムダ式
3.非同期処理
4.その他のC#/Unity機能
5.豆知識

ブログと同じ内容の記事で収益化できる

ここまで読んでくださった方に向けて
この内容でKindle出版すれば簡単に収益化できるのでは?
という内容を共有しておきたいと思います。

読み放題プランのKindle unlimitedで出版設定していると
1ページ読まれる毎に約0.5円の収益が発生するようです。

そのため、記事を書いてリリースし、
読んでいただけた時点で収益化ができてしまいます。
ブログ記事を書く感覚で内容を書いていけば良いのでとても簡単です。

アプリ開発のように広告実装で悩んだり、
ビルドエラーが出たりしないのがすごく良い点だなと感じています。

「書くことなんてないよ〜」と思われるかもしれませんが、
アプリリリースしたことがある方なら大丈夫です。
アプリリリースして収益を得るまでにやったこと・注意点を書けば良いのです。

アプリ開発をこれから始めたい方にとっては、
何をすべきかがよくわからない状態なので、
以下のようなことが知りたいはずです。
・どんなパソコンを使っている?
・どんなソフト使ったの?
・どこでつまづいたの?
・どうやって学んだ?
・いくら稼げるの?

こういった情報は開発者によって様々なので、
全く同じになることはなく、自然と違いが出てきます。

特に、アプリ開発においては、
今もその情報で動作するというだけでも貴重な情報となります。

Kindle出版の方法については、
kindle unlimitedの読み放題でたくさん書籍がありますので
特に悩むことはないでしょう。

以上、Kindle本を出版して得た気付きでした。

おわりに

今回出版した本の最後に書いた「おわりに」のところは、
こんなこと書いてよかったんだろうか、と今でも思うのですが、
誰も最後まで読んでいないからもういいやと思っています。

万が一読む機会があったらぜひ感想聞かせてくださいね。 ではでは〜。

追記 紙の本も出ました

marumaro7.hatenablog.com

追記 なんと!

なんと!あの伝説のUnity猫本の著者 北村 愛実さんに読んでいただいていました!
しかもポジティブなご感想!
感動〜!

北村 愛実さん
Twitter : https://twitter.com/tasonco_company/status/1542500728023191552
著書一覧 : Amazon.co.jp: 北村 愛実:作品一覧、著者略歴