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【Unity】iOS ATT対応 Unity公式パッケージ 「iOS 14 Advertising Support」を使用して対応する方法

テスト環境

Unity2021.3.27f1
Google Mobile Ads Unity Plugin v8.5.2
iOS 14 Advertising Support 1.0.0
テストOS:iOS16.7

はじめに

これまでATT対応は以下の内容で対応していましたが
Unity公式パッケージ「iOS 14 Advertising Support」を用いることで
簡単に実装できたのでメモしておきます。

marumaro7.hatenablog.com

対応手順

1.インポート

Unityからパッケージマネージャーを開きます。
 ウインドウ→パッケージマネージャー

パッケージマネージャーウインドウからインポート
1.パッケージ:Unity レジストリ
2.検索窓にsupと入力
3.iOS 14 Advertising Support インポート

2.スクリプト作成

ATTPermissionManagerというスクリプトを作成します。(名前は何でも良いです。)

using System.Collections;
using UnityEngine;

#if UNITY_IOS
using Unity.Advertisement.IosSupport;
#endif

public class ATTPermissionManager : MonoBehaviour
{
#if UNITY_IOS
    private IEnumerator Start()
    {
        // 1秒待機(起動直後に表示されない現象への対策)
        yield return new WaitForSeconds(1.0f);

        // 許可ダイアログ表示
        ATTrackingStatusBinding.RequestAuthorizationTracking();
    }
#endif
}

3.空のオブジェクトに割付け

作成した「ATTPermissionManager」のコードを空のオブジェクトに割り付けます。
空のオブジェクトの名前も「ATTPermissionManager」にしました。

4.ビルド

ビルドしてUnity-iPhone.xcodeprojを開いて下さい。

一応ビルド手順
marumaro7.hatenablog.com

5.Xcodeでの設定

Xcodeで以下の設定をします。
1.Info.plistに「Privacy - Tracking Usage Description」を追加
2.「AppTrackingTransparency.framework」を追加

以下の記事の内容となります。

marumaro7.hatenablog.com

動作確認

リクエストウインドウが表示されるはずです。

おわりに

とても簡単に実装でき感動です! Unityさんに感謝!

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marumaro7.hatenablog.com

参考

docs.unity3d.com