はじめに
(本記事は2024年7月の記事になります。)
「AdMobの管理画面」と「Google Play Console(アプリ内課金を実装している場合)」にて
税法上の居住地を証明しろという警告が表示されました。
以下は、マイナンバーカードをアップロードで申請して棄却された画面です。
AdMobの管理画面
これには居住証明書なるものが必要ということで実際に取得したメモになります。
この証明書は税務署で発行されるため
税務署に行って直接提出するか、郵送で送るかするかのどちらかになります。
今回私は郵送で対応しています。
やってみたら意外と簡単でしたよ。
郵送に必要なもの
私が準備した郵送する際に必要なものは以下です。
・居住者証明書交付請求書 2枚(税務署控分と返信分)
・運転免許証のコピー(一応裏面も一緒にコピー)
・送付用の封筒(サイズは長形3号)
・返送用の封筒(サイズは長形3号)
・84円切手 2枚
今回運転免許証のコピーをとりましたが
マイナンバーカードやパスポートでもOKと書いてありました。
情報元: 国税庁のホームページ
ホームページを見ると必要書類が以下のように書いており、
書類が2種類必要なように見えるかもしれません。
こちらは居住者証明書交付請求書の下の方に居住者証明書の欄があるので
2種類の書類が1枚になったものです。そのため1種類の書類を送付すればOKです。
①居住者証明書(2部)、および②(居住者証明書の)交付請求書を(郵送または来署により)提出してください。
あと、発行手数料はかからないようです。
居住者証明書交付請求書の書き方
一番精神的負荷が高いところから片付けていきましょう。
フォーマットのダウンロード
国税庁のホームページから、「居住者証明書交付請求書」の「入力用」をクリックします。
次の書類がダウンロードされます。
赤枠部の8項目が今回入力する部分になります。
ファイルを開くとPCから入力できるはずです。
8項目以外の箇所も入力できるようになっていますが空白でOKです。
①居住地の管轄の税務署
居住地の管轄の税務署を記入します。
管轄の税務署を調べるにはこちらのサイトが便利です。 www.nta.go.jp
②日付
ポストに投函する日付を書きます。
③住所
日本語の住所を上段
ローマ字の住所を下段に書きます。
※AdMob(AdSense)に登録している住所と同一にします。
住所の英訳サイトも併用すると良いでしょう。 kimini.jp
私の場合、ローマ字の方は文字の大きさが小さくできなかったため 印刷後、手書きで書きました。
④氏名
氏名のカナを上段
氏名の漢字を中段
氏名のローマ字を下段に書きます。
※AdMob(AdSense)に登録している名前と同一にします。
私がAdMob(AdSense)に登録している名前はローマ字の全て大文字でした。
そのため、それに合わせてローマ字は全て大文字にしました。
⑤電話番号
一応海外向けということで電話番号の先頭に「+81」を付けて記入しました。
「+81」を付ける場合、電話番号先頭の「0」は省略するため
090-1234-5678の場合、
+81-90-1234-5678
となります。
⑥提出先の国名
今回の対象はシンガポールであるため下記のように書きます。
シンガポール共和国 Republic of Singapore
⑦申述事項
申述事項は上から3箇所にチェックを入れます。
⑧証明書の請求枚数
1枚あれば良いので「1」と記入します。
〜完成〜
おめでとうございます。
これで最難関は突破です!
忘れず2枚印刷しましょう。
送付用の封筒に住所と宛名を書く
送り先は管轄の税務署になります。
下記のサイトで郵便番号、住所を調べて書きます。 www.nta.go.jp
宛名は部署などは書かずに「〇〇税務署 御中」で良いみたいです。
ただし、封筒の表の左下に「居住者証明請求在中」と記載が必要です。
あとは裏面に自分の住所を記入して完成。
返送用の封筒に自分の住所を書く
たまにしか用意しないので返送用封筒って書き方わからなくなりますよね。
オモテ面
封筒の表に郵便番号、自分の住所、氏名を書きます。
氏名の最後には「行」をつけます。
ウラ面
裏面には何も書きません。
あとは切手を貼って送るだけ
以下の書類3枚+封筒を送付用封筒に入れて送りました。
・居住者証明書交付請求書 2枚
・運転免許証のコピー
・切手を貼った返信用封筒
私の場合は一週間で届きました。
居住者証明書を入手後の申請
あとは「AdMobの管理画面」と「Google Play Console(アプリ内課金を実装している場合)」
に画像をアップロードするだけです。
画像はpdfだと確認できないようなので、jpgかpngファイルで保存しておきます。
画像サイズが10MB以上あるとファイルをアップロードできないため注意です。
私の場合、png形式で画像サイズが11MBあったため
画像を開く→jpeg形式で画像を書き出し
にて10MB以下にしました。
AdMobの管理画面に情報追加
→税務情報の更新
→新しいフォームの作成を開始
→フォームを開始する
→ドキュメントの種類を選択→「税法上の居住地の証明書」
→画像をアップロード
→送信
Google Play Console(アプリ内課金を実装している場合)
Google Play Consoleの方は新規で登録しました。
お支払いプロファイル
→税務情報の追加
→フォームを開始する
以下の内容で入力しました。
業種
→個人の運営者
シンガポールに恒久的施設を所有していますか?
→いいえ
海外ベンダー登録制度に基づいて〜
→いいえ
免税対象となっていますか?
→はい
税法上の居住国
→「日本」
ドキュメントの種類を選択
→「税法上の居住地の証明書」
スキャンした画像をアップロードして送信送信
あとは審査を待ちます。3分くらいで受理されました。
おわりに
やり方さえわかってしまえば簡単ですね!
参考
Google アドセンスの居住者証明書の件ですが、本日審査受かりました。
— asdfgame_youtube (@AsdfgameY) 2024年2月3日
pdf ファイルで送った時は互換性の問題か何かで中身を確認出来ないと突き返されたので、jpg か png 画像で送信した方がいいみたいです。 pic.twitter.com/KRn8uqsnEM